3棟の記録
竣工年・設計者・構造を軸に、東京の集合住宅建築を記録しています。 現存しない建物についても、資料としての記録を残します。

中銀カプセルタワー
- 竣工
- 1972年
- 設計
- 黒川紀章
- 構造
- プレハブ・カプセル方式(メタボリズム)
- 戸数
- カプセル140戸
- 現況
- 解体済み(2022年)
銀座に建てられた、メタボリズム運動を代表する集合住宅建築。工場で製造された 140個のカプセルユニットをコアシャフトにボルト接合する構造で、理論上は ユニット単位での交換が可能とされていた。実際に交換が行われることはなく、 老朽化と耐震性への懸念から2022年に解体された。解体後、複数のカプセルが 美術館・研究機関に移設・保存されている。

代官山ヒルサイドテラス
- 竣工
- 1969–1998年(7期)
- 設計
- 槇文彦
- 構造
- RC造・低層複合開発
- 現況
- 現存・使用中
約30年をかけて7期に分けて建設された、住居・商業・ギャラリーが混在する 低層複合開発。単体の建物としてではなく、街区全体の関係性を設計する アプローチが特徴で、後続の複合開発に大きな影響を与えた。竣工から 半世紀以上を経た現在も現役の街区として機能している。

表参道ヒルズ
- 竣工
- 2006年
- 設計
- 安藤忠雄
- 構造
- RC造・地下3階地上6階・螺旋スロープ
- 現況
- 現存・使用中(商業+住宅複合)
1927年竣工の同潤会青山アパートの跡地に建設された、商業施設と住宅が 一体化した複合建築。表参道のケヤキ並木と高さを揃えるため、地上部分を 抑え地下に大きな容積を確保し、内部は螺旋状のスロープで結ばれている。 旧同潤会アパートの一部は「同潤館」として再現・保存されている。